Arweave(アーウィーブ)

作成日:2024/05/13








Arweaveとは?

中央集権に頼らない、分散型データストレージ『Arweave』

Arweaveは、データを無期限に保管できるという特徴があります。

Arweaveのネットワークは「決して忘れることのない共同所有のハードドライブ」とも表現され、データの安全性と分散化をブロックチェーン技術で実現しています。

トークン情報

プロジェクト名 Arweave
分野分散型ネットワーク
開発状況トークン発行済み、サービスリリース済み(Later)
トークンティッカーAR
国内上場の有無日本取引所(未上場)
海外取引所(Binance, HTX, Bybit, OKX, etc…)
価格¥6,492.26
時価総額¥424,218,843,849
時価総額ランキング44位
アドレス数 204,490
保有可能な主要ウォレットLedger, Arweave web wallet

上記データは2024/05/13の情報となります。

トークンの使用用途(ユーティリティ)

ArweaveのネイティブトークンであるARは、以下のように使用することができます。

● ネットワーク手数料の支払い

ARトークンは、インセンティブを通じてネットワークのセキュリティ基盤を提供します。

● マイナーへの報酬支払い

Arweaveネットワーク内でデータを保存し、必要なときにそのデータを提供するサーバーを運営するネットワークマイナーへの報酬として、新たなARトークンを採掘します。

● データアップロード料の支払い

ネットワーク内でデータをアップロードする際の料金をARトークンで支払います。

注目ポイント

◇ 永久ストレージモデルを実現する『Permaweb』

Arweaveのデータ保存プラットフォーム『Permaweb』では、ユーザーが一度の支払いでデータを永遠に保存できるという特徴を持っています。この特徴的なモデルは、サブスクリプションベースのクラウドストレージサービスとは異なり、最低200年の保存期間を保証し、さらに永続的なデータアクセスが提供できるよう目標を掲げています。

Arweaveはブロックウィーブという独自のデータ構造を使用しており、これによりデータは従来のブロックチェーンとは異なる方法で永続化を目指しています。各ブロックは単に連続するブロックにリンクされるだけでなく、ネットワークの歴史的なブロックにもリンクされ、これがデータの分散と安全性を高める要因となっています​。

◇ 主要ブロックチェーンとの提携歴

Arweaveは多くのブロックチェーンネットワークに採用されており、Solana、Avalanche、Polkadot、Cosmos、NEAR Protocolなどが過去のトランザクションデータを保存するためにこの技術を使用しています。これにより、Arweaveの需要が継続的に支えられています。

2022年初頭、Polygonネットワークも分散型アプリケーションのためにArweaveを統合し、さらにArweaveのネイティブトークン「AR」をラップした『wAR』が、Ethereumネットワークとの相互運用を可能にし、Uniswapで取り扱われるようになりました。

◇トークン価格の推移について

2020年5月に約56.58円でスタートしたARのチャートは、翌年2021年の8月に入って急上昇し、2021年11月には過去最高値の約9,787.48円をマーク。その後は上下を繰り返しながら大きく下落し、しばらく約1,000円前後を推移。2024年の2月に入ってまた急上昇を始め、現在は約6,500円前後を推移しています。

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