Sanctum(サンクタム)
作成日:2024/07/19
sanctumとは?
Solanaネットワーク全体の分散化を推進する『Sanctum』
Sanctumは、Solanaブロックチェーン上で動作するプラットフォームで、リキッドステーキングトークン(LST)の発行と取引を簡単に行えます。
Sanctumの目的は、これらのトークンの流動性を高め、ユーザーがより効率的にトークンを預けたり取引できるようにすることです。
ユーザーは、LSTを預けることで利息や取引手数料を稼ぐことができ、さらにJupiterやSolflareといったプラットフォームでのスワップ(交換)もサポートされています。
Sanctumは、この仕組みによりSolanaネットワークの分散化を促進し、全体のセキュリティと効率を向上させることを目指しています。
トークン情報
プロジェクト名 | Sanctum |
分野 | Platform |
開発状況 | トークン発行済み |
トークンティッカー | CLOUD |
国内上場の有無 | 日本取引所(未上場) 海外取引所(Bybit, Bitget, Gate.io, etc…) |
価格 | ¥45.97 |
時価総額 | ¥8,271,121,370 |
時価総額ランキング | 613位 |
アドレス数 | 7,319 |
保有可能な主要ウォレット | Phantom, etc. |
上記データは2024/07/19の情報となります。
注目ポイント
◇複数の資金調達に成功
参照元:CryptoRank
Sanctumは、最近の資金調達ラウンドで大きな成果を収めました。2024年7月のIDO(Initial DEX Offering)では、Jupiter LFGプラットフォームを通じて750万ドルの資金調達を実施しました。さらに、2024年4月のエクステンデッドシードラウンドでは35万ドル、2021年12月のシードラウンドでは575万ドルを調達しています。主要な投資家にはDragonFly Capital、Sequoia Capital、Solana Ventures、Genblock Capitalなどが含まれています。これらの資金調達により、SanctumはSolanaブロックチェーン上でのリキッドステーキングトークン(LST)の発展を加速させることが期待されています。
◇ ロードマップ
Sanctumについて、公式サイト等で公開されているロードマップは、以下の通りです。
<2024年Q3>
Infinityプールの強化:トークンの流動性をさらに高め、ユーザーがより高い利息を得られるようにします。
パートナープログラムの拡大:新しいパートナーシップを構築し、エコシステムを拡大します。
<2024年Q4>
新しいLSTの発行:より多くのリキッドステーキングトークンを発行し、利用者の選択肢を増やします。
ガバナンストークンの導入:CLOUDトークンを通じてコミュニティの意思決定に参加できるようにします。
<2025年Q1>
国際展開:グローバルマーケットへの進出を図り、国際的なユーザー基盤を拡大します。
モバイルアプリのリリース:モバイルデバイスでのアクセスを容易にするためのアプリをリリースします。
Sanctumのロードマップは、ユーザー体験の向上とグローバル展開を目指した計画が明確に示されており、今後の成長に大きな期待が寄せられています。
◇ Sanctumの役割
イーサリアムネットワーク上で話題となり、実績が出ているリキッドステーキングプラットフォームについて、Solanaネットワーク上でも同様の期待が寄せられています。
SolanaのDeFiエコシステムは急速に成長し、2024年以降、SOLの価格は中期的な上昇局面にあります。Solanaの取引量はEthereumやArbitrum、Baseを既に上回っており、ユーザーの高い需要を示しています。その中でも特に注目されているのがSanctumです。SanctumはSOLのLiquid Staking Token(LST)の流動性ハブとして機能し、2024年3月からの4ヶ月間で10億ドル以上の資金が預けられています。
◇ トークン価格の推移について
2024年7月19日に約47.75円でスタートしたCLOUDのチャートは、約48.02円まで上昇しましたが、現在は約46円前後を推移しています。上場間もないCLOUDのこれからの価格動向に注目が集まっています。
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※注意点※
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