Aerodrome Finance(エアロドロームファイナンス)

Baseチェーンの流動性を支配する次世代DEX『Aerodrome Finance』

ve(3,3)モデルで流動性とガバナンスを融合 — Base最大の分散型取引所

プロジェクト概要

Aerodrome Finance(エアロドローム・ファイナンス)は、Coinbaseが運営するBaseネットワーク上の中央流動性ハブとして設計された分散型取引所(DEX)です。
2023年8月にローンチされ、Baseチェーンにおける最大のDEXとして圧倒的な地位を確立しています。

従来のDEXとの最大の違いは、ve(3,3)トークノミクスと呼ばれる革新的な仕組みです。
これは、Curve・Convex・Uniswap V2の優れた要素を統合した「MetaDEX」モデルであり、流動性提供者・トレーダー・ガバナンス参加者すべてのインセンティブを最適に調整します。

開発はDromos Labs社が手がけており、CEOのAlex Cutler氏がプロジェクトを率いています。
Coinbase Ventures(Base Ecosystem Fund)が出資・ガバナンス参加しており、Baseエコシステムとの強い連携が特徴です。

✓ Aerodrome Financeの3つの特徴

ve(3,3)フライホイール … トークンロック後の投票参加で、取引手数料の100%を該当プールに投票したveAERO保有者へ還元

MetaDEXアーキテクチャ … 標準AMM・安定プール・集中流動性を統合し、あらゆるトークンペアに最適な取引環境を提供

Coinbase/Base公式連携 … Base Ecosystem Fundがガバナンスに参加し、cbBTC等の主要資産の流動性を戦略的に誘導

Base上DEX取引量の過半を処理する、エコシステム不可欠のインフラDEX

トークン情報

ティッカー AERO
分野 DEX
価格 ¥64.82
時価総額 ¥60,771,045,067(98位)
国内上場取引所 未上場
海外主要取引所 Coinbase Exchange, Upbit, Binance Alpha, Bitget, Bybit 等
対応ウォレット Binance Web3 Wallet, Trust Wallet 等

上記データは2026年5月18日時点の情報となります。

トークンの使用用途

  • 流動性提供報酬 → LPトークンをゲージにステーキングしたユーザーへのAERO報酬として配布
  • ガバナンス投票(veAERO) → AEROをロックしてveAEROを取得し、報酬の配分先となるプールへの投票権を獲得
  • 取引手数料の受取 → veAERO保有者が投票したプールから発生する取引手数料を100%受け取る
  • インセンティブ(賄賂)報酬 → 他プロトコルが流動性を誘致するために提供するインセンティブをveAERO投票者が獲得

AEROの最大の特徴は、ロックすることで「veAERO」というNFT(ERC-721)に変換できる点です。
最大4年間ロックすることで投票権が得られ、ロック期間が長いほど大きな影響力を持てます。これにより、長期保有者ほど有利な設計となっています。

事業モデル

Aerodrome Financeの収益モデルは、投票先プールの取引手数料とインセンティブ(賄賂)の100%をveAERO投票者に還元する「ゼロリーク」設計が最大の特徴です。
プロトコル自体が手数料を中抜きせず、すべての収益がエコシステム参加者に分配されます。

📊 主な収益・報酬源
    ① 取引手数料 … プラットフォーム上でのトークンスワップ時に発生する手数料(100%がveAERO投票者に分配)
    ② インセンティブ(賄賂)… 他プロトコルが特定プールへの流動性誘致のために支払う報酬(100%がveAERO投票者に分配)
    ③ AERO排出(エミッション)… 毎週の新規発行AEROは、veAERO投票に応じて主に流動性提供者へ分配され、5%はFoundationへ充当

この仕組みにより、「流動性提供→取引量増加→手数料増加→veAERO需要増→さらなる流動性」という好循環(フライホイール)が生まれます。
プロトコルが成長するほど参加者全員が恩恵を受ける、持続可能なインセンティブ設計です。

トークン需要との相関関係と現状フェーズ

AEROトークンの需要は、Baseネットワーク上の取引活動量、ロックされたAEROの量(veAERO)、そしてエコシステム全体の成長と密接に連動しています。

🔄 需要拡大のメカニズム

  • Baseチェーン上のDeFi活動拡大 → 取引量増加に伴うveAERO投票者向け手数料収入の拡大
  • veAEROロック率の上昇 → 市場流通量の減少による供給圧縮
  • 新規プロトコルのBase参入 → インセンティブ(賄賂)需要の増加でveAERO価値向上
  • Coinbase/Baseエコシステムの成長 → ユーザーベースの拡大と流動性の深化

📈 現在のフェーズ:クロスチェーン統合・拡大準備期
2026年5月18日時点で、時価総額約¥60,771,045,067(98位)を記録しています。
Aerodrome Financeは、Baseネットワーク上の流動性の約5割を占める主要DEXとしての地位を確立しています。
現在はVelodromeとの統合による「Aero」への移行、クロスチェーンDEX展開、MetaDEX03導入に向けた準備段階に入っています。

プロジェクトの強み

VelodromeとのAero統合 — クロスチェーンDEXへの進化

発表時期:2025年11月 / 本格稼働:2026年7月予定

2025年11月、Dromos LabsはAerodromeとVelodromeを統合し「Aero」という単一のクロスチェーンDEXへと進化させる計画を発表しました。
統合後のトークン配分はAERO/veAERO側に94.5%、VELO/veVELO側に5.5%と、Aerodrome側の大きな比重を反映しています。

この統合により、Base・Optimism・Ethereumメインネット・Circle Arc等の複数チェーンにまたがる流動性の一元化が実現します。
MetaDEX03アーキテクチャにはMEVオークション収益の取り込み、MetaSwaps(クロスチェーン取引)、機関投資家向けのVerified Poolsなどの先進機能が含まれています。

Coinbase/Base Ecosystem Fundとの戦略的連携

開始時期:2024年2月〜(継続中)

2024年2月、Coinbase VenturesのBase Ecosystem FundがAEROトークンを取得し、veAEROロックを通じてガバナンスに直接参加しています。
これはAerodromeがBase上の主要な流動性ハブとみなされ、Coinbase Ventures側の支援も受けていることを示しています。

Base Ecosystem FundはcbBTC(Coinbase Wrapped Bitcoin)等の戦略的資産への排出量を誘導するためにveAERO投票権を行使しています。
世界最大級の暗号資産取引所であるCoinbase系ファンドとの資本・ガバナンス面での連携は、他のDEXにはない強力な競争優位性です。

100%手数料還元の「ゼロリーク」経済モデル

実装時期:2023年8月(ローンチ当初から)

Aerodrome Financeは、取引手数料とインセンティブの100%を、対象プールに投票したveAERO保有者へ還元する設計を採用しています。
プロトコルが手数料を中抜きしない「ゼロリーク」モデルは、DeFi業界でも珍しい完全分配型の仕組みです。

この設計により、プラットフォームの成長がトークン保有者の収益に直結し、長期的なコミットメントを促す強力なインセンティブとなっています。
取引量の増加がそのままveAERO保有者の利回り向上につながるため、持続的な流動性の確保に成功しています。

重要マイルストーン

ロードマップのタイムスパン:2025年〜中長期(Aero統合・クロスチェーン拡大期)

📅 2025年

Aerodrome × Velodrome統合計画「Aero」を発表(2025年11月)

・MetaDEX03アーキテクチャの設計公開

・2024年から続くBase Ecosystem Fund/Coinbase VenturesのveAERO投票とcbBTC流動性支援

📅 2026年

Aero統合の本格稼働予定 — 単一のクロスチェーンDEXとして7月に始動予定

・クロスチェーンDEXの展開開始(Baseをハブに、Ethereum・OP Mainnet・Arc・Syndicate等へ、7月〜)

・MetaDEX03実装 — MEV収益取り込み、MetaSwaps、Verified Poolsの導入

・2024年開始済みのAero Fedから、AER/REV Engineへ拡張

📅 中長期

マルチチェーン流動性の段階展開 — EVM各チェーンへ広げられる流動性ハブへ

・Aero Verified/Verified institutional poolsをローンチ機能として導入予定

・DeFiインフラとしてのグローバルスタンダード確立を目指す

Aerodrome Financeは、Baseネットワーク最大のDEXから、Ethereumエコシステム全体を横断するクロスチェーン流動性インフラへの進化を目指しています。
Coinbase/Baseとの深い連携と革新的なve(3,3)モデルを武器に、DeFiの新たなスタンダードを築く存在として注目されています。

※ 本記事に記載されたデータおよび分析は、2026 年 5 月 18 日時点の情報に基づいています。
暗号資産市場は高いボラティリティを有しており、投資判断に際しては自らの判断と十分なリスク管理を行ってください。

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