Usual（ユージュアル）
作成日：2025年2月3日
Usualとは？
BlackRockなどの資産を活用した安定通貨『Usual』
Usualは、分散型のステーブルコインプロトコルであり、RWA（リアルワールドアセット）を活用したオンチェーンステーブルコイン「USD0」を発行します。
RWAとは、不動産や国債など実世界の資産をトークン化したもので、UsualはBlackRock、Ondo、Hashnoteなどの著名機関が提供するRWAを集約し、USD0の価値を安定させています。
また、Usualは中央集権的な金融システムとは異なり、ガバナンスや利益をコミュニティに分配する仕組みを採用。ユーザーはプロトコルの成長に貢献しながら、その成功の恩恵を受けることができます。これにより、従来の金融の不公平さに挑戦し、より開かれた経済圏の構築を目指しています。
トークン情報
| プロジェクト名 | Usual |
| 分野 | RWA, Stablecoin |
| 開発状況 | トークン発行済み、サービスリリース済み |
| トークンティッカー | USUAL |
| 国内上場の有無 | 日本取引所(未上場) 海外取引所(Binance, Bitget, KuCoin, MEXC, Gate.io, etc…) |
| 価格 | ¥37.98 |
| 時価総額 | ¥21,926,394,686 |
| 時価総額ランキング | 284位 |
| アドレス数 | 17,537 |
| 保有可能な主要ウォレット | Trust Wallet, Ledger, MetaMask, Coinbase, etc. |
上記データは2025/2/3の情報となります。
注目ポイント
◆ Usual、Binanceローンチプールに登場
2024年11月、Usual（USUAL）がBinanceのローンチプール第61弾として登場しました。これにより、BNBやFDUSDをステーキングすることでUSUALトークンを獲得できる仕組みが提供されました。ローンチプールは11月15日から4日間実施され、300,000,000 USUAL（総供給量の7.5%）が配布されました。さらに、11月19日にはBinance Pre-MarketにUSUALが上場し、USUAL/USDTの取引が開始。Binanceが最初にUSUALを取り扱うプラットフォームとなり、注目を集めました。Binance上場をきっかけに、DeFi市場における影響力がさらに拡大すると予想されます。
◆Chainlinkと提携し透明性とクロスチェーン機能を強化
Usualは、ステーブルコインUSD0の価格管理・資産の担保確認・クロスチェーン移動を強化するために、Chainlinkと提携しました。具体的には、Chainlink Price Feeds（価格データ配信サービス）を導入し、市場の取引データをもとにUSD0の価格を正しく更新。CCIP（異なるブロックチェーンをつなぐ技術）を活用し、USD0を安全に移動可能にしました。また、Proof of Reserve（担保確認システム）により、USD0の裏付け資産が常に十分確保されているかをリアルタイムで監視できます。この提携により、Usualのステーブルコインはより安全で信頼性が高まり、ユーザーが安心して利用できる環境整備に注目が集まっています。
◆ トークン価格の推移
2024年11月に約53.81円でスタートしたUSUALトークンは、12月にかけて大きく上昇し、12月20日に最高値の232.96円を記録。その後は下落基調となり、調整を続けながら現在は約41円前後で推移しています。今後の市場環境や新たなパートナーシップの発表が価格の回復要因となるか、注目が集まっています。（2025年2月3日執筆現在）
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