INX (アイエヌエックス)

投稿日:2023/1/19
更新日:2023/7/10, 10/11

こちらはリサーチリクエストを頂いたプロジェクトになります!


INXとは

INX は、アメリカの金融規制の範囲内で、デジタル証券と暗号通貨の取引を行うことのできるプラットフォームを提供します。

伝統的な金融市場の専門知識と革新的なWEB3.0のアプローチを組み合わせることで、現代の金融業界における問題に対し、法規制の範囲に則ったアプローチで最先端のソリューションを提供しています。

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INXトークン情報

INXのコントラクトアドレス:LINK

発行上限:200,000,000 INX
トークンホルダー:9,492(2022/12/16), 9,713(2023/7/10), 9,775(2023/10/11)

◇ INX 保有者へのメリット

およそ収益の40%が、トークン保有者へ還元されます。
また、トークン保有者は、INX証券取引所での10%の手数料割引が受けられます。

※セキュリティトークンとは

セキュリティトークンは正確には暗号通貨ではなく、デジタル証券となります。
デジタル証券は、伝統的な証券をデジタル形式にしたもので、所有者に対し株式などの資本権益や収入の分配を約束します。既存金融の規制対象となります。


注目すべきポイント

◇仮想通貨とデジタル証券の両方が扱える取引所

INX One (サービス名) のリリースにより、既存のサービスである INXC(INX暗号資産取引所)+INXS(デジタル証券取引所)が統一され、1つのWEBページで、仮想通貨とデジタル証券がシームレスに取引できるようになりました。

◇ INXの資金調達状況

・資金調達回数:4回 (直近では2021年4月末に調達を行っています。)

・資金調達総額:9,650万ドル
※ 2023年7月3日に提携先のリパブリック社より525万米ドル(およそ7.5億円)の投資を受けています。

リパブリック社とは、投資家がスタートアップ企業に10ドルから投資できるプラットフォームを運営しているグローバルな金融企業となります。

今回の協業契約によりINXは、リパブリック社のポートフォリオ企業にセキュリティトークンやトークン化された株式などの資産トークン化サービスを提供するとのこと。また年中無休で利用可能なINX ATS(代替取引所システム)で流通市場取引にそれらトークンを上場するとのことです。
2023/6/21 : Link

また、2023/7/3 INXサイトにて525万米ドル(およそ7.5億円)の投資契約の締結があった旨も告知されております。
2023/7/3 : Link



[New] 2023年9月 事業進捗

業界注目のKorea Blockchain Week 2023 への参加

 INXチームは、9/4~10に開催されたKorea Blockchain Week 2023に参加し、INX Wayという米国規制遵守したうえでのトークンにおける資金調達などのルールの解説で、韓国企業が今後トークン化を導入するための関心を強く引きました。このイベントは、Ethereumの共同創設者Vitalik Buterin氏、CircleのCEO Jeremy Allaire氏なども参加する世界的にも非常に大きなイベントとなります。

歴史ある既存事業者との合弁事業 Nabatechの発表

Nabatechとは、SicpaとINXの合弁事業となります。Sicpaは、1927年スイスにて創設されたセキュリティ分野の会社であり3000名以上のスタッフを抱える大企業となります。
この合弁事業では、小売と卸売の環境の両方に対するモジュラー型のCBDCソリューションを含め、中央銀行、政府、および金融機関に対して、WEB3時代の様々なソリューションを提供することを目的としています。

Virginia州(バージニア州)のコミュニティ拡大

Virginia州(バージニア州)の住民がINX.Oneで取引できるようになり、INXは47の米国州と領土、そして160か国以上にサービスを拡大しています。
規制を遵守しながら、米国の各州ごとのルールも遵守し取引可能な区域を増やしている活動の一環となります。

INX.Oneへのリスティング『Unicoin』(予定)

Unicorn Hunters Showによって発行されたUnicoinセキュリティトークンがINX.Oneにリスティングされる予定であり、これは新しい資本市場を構築する重要な一歩であり、INX.Oneへの上場銘柄が増えることでINXプラットフォームのさらなる拡大も担っています。

2023/9更新情報 参照元:LINK


2022 主な事業進捗について

INX、アバランチと機能統合へ

「INX.One」が、アバランチ(AVAX)ブロックチェーンと機能統合する方針を12月7日に発表
この機能統合は今四半期中に完了する予定とのこと。
統合すれば、現実世界の資産をアバランチのブロックチェーン上で取引できるようになります。

2022/12/8 https://www.neweconomy.jp/posts/281562

仮想通貨取引所INXが独自トークンをカナダ証券取引所に上場申請

INXが、カナダ証券取引所(CSE)に独自のセキュリティトークン「INXトークン」を上場申請してます。
仮に承認されればCSEで取引されることになります。
またINXは米デジタル資産プラットフォームOpenfinanceの買収予定も発表、運営基盤を拡充しつつあります。

2022/10/31:Link

INXの日本コミュニティにて12/10に日本語記事が更新

内容としては、「FTXやBinanceに関するネガティブなニュースが多い流れを受けて、規制準拠を信念としたINXデジタル資産取引所の認知度が高まってきています。」という冒頭のコメントと、INXOneの使い方についての記事となってます。

2022/12/10:Link
※ 日本コミュニティの一員が纏めている記事となるため、意訳も含まれている可能性があります。


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