CyberConnect(サイバーコネクト)
作成日:2023/8/2
更新日:2023/8/21
CyberConnectとは?
CyberConnectは、人々が自分のオンラインIDを自分で管理できる新しいシステムです。
このシステムを使えば、友達や知り合いとのつながりや自分の書いた内容を、自分だけのものとして保持できます。様々なアプリ間で、自分の情報を簡単に持ち運べるので、新しいサービスを始めるたびに、最初からプロフィールを作る手間が省けます。
この便利なシステムは、インターネットをもっと自由に楽しめるようにしてくれます。
トークン情報
トークン:CYBER (未上場)
開発進捗:サービスリリース済み
CyberConnect v2がリリースされており、v3のリリースが発表されています。
8月15日にBinanceに上場予定
※2023年8月1日現在
特徴
◇ 主要なプロダクト
プロジェクトの主要な構成要素は以下の通りです。
CyberAccount
アカウント抽象化を使用して、ユーザーを多チェーンWeb3ソーシャル体験に参加させるプロセスを簡素化します。(ERC-4337にて)
CyberGraph
検閲に耐えるスマートコントラクトであるCyberGraphは、ユーザーコンテンツとソーシャルなつながりを記録し、組み込みの収益化ツールを提供します。
CyberID
InstagramやTwitterのユーザーネームのように機能するCyberIDは、CyberConnectソーシャルプラットフォーム上のアカウントに関連付けられたユニークなハンドルを象徴するERC-721トークンです。
◇ 利用実績について
CyberConnectは2021年にサービス開始され、所有権を中心にしたシステムで大きく成長しました。Link3, Phaver, Oasis, Movaverseなどを含めた50以上のプロジェクトが、このプラットフォーム上で動いており、7.3百万件以上の取引が行われています。毎月30万人以上のユーザーがこのプロトコル上でdAppsを活用しています。
トークン(CYBER)の使用用途
ガバナンス
CYBER保有者は、プロトコルの重要な意思決定に投票することができます。この決定は、技術的な変更や手数料の構造、プロジェクトの将来の方向など、さまざまなトピックに関連することがあります。これは、プロジェクトの運営が、投資家にとって公平で透明性を保つための機能となります。
CyberID支払い
CyberIDは、あなたのオンラインの名前やアイデンティティを表すもので、CYBERトークンを使って購入することができます。このIDは、ERC-721トークンで発行されており、オンラインで自分自身を表現するためのユニークなバッジのようなものです。
CyberAccountガス
オンラインで取引をする際に必要な「ガス料金」を支払うためにもCYBERトークンを使用できます。ガス料金は、トランザクションを処理するための料金のようなもので、EVM互換のチェーン上での取引に使用されます。
投資家から見た注目ポイント
◇ およそ35億円の資金調達
2021年11月~2022年5月にかけて、2回資金調達を行い、およそ35億円ほどの資金調達を行っています。主な投資家として、Polygon Studios, The Spartan Group, Animoca Brands等有名企業(VC)が名を連ねています。
このような資金調達の情報は、投資のプロのVCより信頼を得たという点で個人投資家にとっても注目のポイントとなります。
◇ Binanceが提供するバイナンスローンチプールにてCYBERのステーキング提供開始
2023/8/1のリリースにて、CYBERが、バイナンスローンチプールに導入されると発表されました。これはバイナンスローンチプールにおける37番目の採用となり、投資家にとって新しい機会を提供しています。
バイナンスローンチプールとは
ユーザーはBNBなどの特定トークンをプールにステーキングすることで、CYBERのネイティブトークンを獲得することができます。
バイナンスローンチプールは、プロジェクト側にとってもメリットがあり、バイナンスでのトークン上場の機会を生み出します。CYBERへの関心が高まる中、この動きはプロジェクトのさらなる発展を期待させるものとなります。
〈NEW〉トークン上場について
2023年8月15日より,Binanceにて上場され、上場時は約1,037.67円の価格で売買されております。上場から6日間経ち8/21現在は約641.9円、24時間の取引量は、約78億円、時価総額約71億円ほどとなっています。暗号資産市場の時価総額ランク347位に位置し、上場直後から比べるとトークン価格がおよそ0.6倍の値がついている状態となります。
この状況は、トークン上場時の期待された価格よりも売り手の方が多い状態だったかと推察されます。ただし、上場先が、Binanceということもあり、今後ポジティブなニュースが出た際の注目度は高く、そのような情報が多く出れば、再度取引ボリュームやトークン価格に反映される可能性は大いにあるプロジェクトとも言えるでしょう。
このプロジェクトの評価が気になる際は、下記にてリクエストが可能です!
※注意点※
当ページ中のいかなる内容も将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。最終的な投資決定はお客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。