Arbitrum(アービトラム)

作成日:2023/10/23







アービトラムとは?

イーサリアムをより使いやすく!

Arbitrum(アービトラム)は、Ethereumの性能をアップさせるためのレイヤー2ソリューションとなります。

2021年8月よりメインネットをローンチ以降、Ethereumの取引性能をアップさせる分野でシェアナンバー1を取っているプロジェクトとなります。2023年3月21日現在、5,000億円ほどの金額が本プロジェクトで取り扱われています。


開発会社は、Offchain Labs といい、160億円ほどの資金調達を行っている企業となります。

イーサリアムの問題解決

Ethereumは、一度に多くの取引を処理するという点において、技術的な課題を抱えています。その課題を解決するための対策としてレイヤー2に注目が集まっています。

レイヤー2とは、Ethereumの高水準なネットワークセキュリティの上に、レイヤー2として独自のネットワーク(回線)で取引を可能にし、セキュリティレベルを担保したまま、多くの取引を瞬時に処理できる高速なネットワークを構築することができます。

Arbitrumでは、「Arbitrum One」と「Arbitrum Nova」という、利用目的がそれぞれ異なる2種類のレイヤー2ブロックチェーンが開発されております。 ※詳細については、プロジェクト評価に記載されています。

トークン情報

プロジェクト名  Arbitrum(アービトラム)
分野レイヤー2, ( Optimistic Rollup )
開発状況トークン発行済み、サービスリリース済み(Later)
トークンティッカーARB
国内上場の有無日本取引所(OKCoinJapan へ上場)
海外取引所(Binance, Kucoin, Coinbase etc…)
価格¥127.01 → ¥319.77
時価総額¥161,932,736,084 → ¥407,704,686,868
時価総額ランキング42位 → 35位
アドレス数 705,323
保有可能な主要ウォレットTrust Wallet, Ledger, MetaMask etc…

上記データは2023/10/23,2024/1/16の情報となります。

創設者メンバーについて

Arbitrum(アービトラム)の開発チームであるOffchain Labsは、プリンストン大学のコンピュターサイエンスと公共問題の教授であるEd Felton氏、Steven Goldfeder氏、Harry Kalodner氏によって2018年に共同設立されました。

三人ともブロックチェーンの専門家で、仮想通貨をより高性能にすることに情熱を注いでいます。その中でもEd Felton氏は、ホワイトハウスの副最高技術責任者兼大統領上級顧問を務めていた実績を持ちます。

直近の事業進捗

◇ Gaudiyがサンリオと協業しArbitrum Oneチェーンを利用したサービス検証を実施

Gaudiy(ガウディ)とは、昨年、JAFCO、SBIインベストメント、KDDI、バンダイナムコエンターテイメントを始めとした有名企業が出資し、およそ25億円ほどの資金調達を達成している日本法人となります。その日本企業が、サンリオと協業し、サンリオの持つキャラクタービジネスの知見と、Gaudiyの持つNFTやSBTなどのブロックチェーン技術、さらにはAIエージェントを含む生成AI技術を組み合わせた次世代型のSNSサービスを提供することを発表し、同サービスには、「Arbitrum Oneチェーン」を利用を検討しているとのこと。

このニュースでは、今後大きな需要を生む可能性のあるSNSサービスの開発をArbitrum Oneチェーンが担う可能性を示唆しており、これが実現することでArbitrum Oneチェーンの需要拡大につながる期待感

◇ トークン価格の推移について

2023年3月よりおよそ155.01円チャートがスタートしており、同年4月に最高値(238.93円)をマークし、現在は、126円と価格が推移しております。また、2023/4月にArbitrumはトークンをエアドロップしガバナンスコミュニティの分散化された運営に対して、不確実性をもたらし、このネガティブな出来事をきっかけに、24時間後には9%の下落がありました。
参照:Link

参照元:CMC

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