Solana（ソラナ）

BinanceJP上場

Layer1

作成日：2023/11/16

Binance Japan上場銘柄！

Solanaとは？

公式サイト

独自アルゴリズムで高速取引を実現するレイヤー1『Solana』

Solanaは、Dapps（分散型アプリケーション）の開発に特化して設計された高性能なブロックチェーンサービスです。

そのスピードと性能で高い評価を受けており、特に「Proof of History（PoH）」技術により、トランザクション（取引）の速度と効率が向上しています。

現在、Solanaの最大の処理速度は、ビットコインより約1,000倍、イーサリアムより約400倍、さらにはVisaよりも2.0倍速い取引速度以上とされており、手数料も非常に安価となります。

ただし、繰り返しSolanaネットワークの障害がある点に課題があるとされています。

特にSolanaが新しい金融システムの基盤となることを目指している中で、これは大きな懸念事項となります。

Solanaの仕組み

Proof of History（PoH）

Solanaは、取引を高速に処理するための独自技術「Proof of History」を採用しています。これは取引に時系列の印をつけ、その順序を証明することで、ネットワーク全体の同期を必要とせず、効率的に取引を扱います。

トークン情報

プロジェクト名	Solana
分野	レイヤー１
開発状況	トークン発行済み、サービスリリース済み(Later)
トークンティッカー	SOL
国内上場の有無	日本取引所(Binance Japan, GMOコイン, SBI VCトレードなど4社へ上場) 海外取引所(Binance, Kucoin, OKX etc…)
価格	¥8,984.08
時価総額	¥3,783,805,543,372
時価総額ランキング	6位
アドレス数	—
保有可能な主要ウォレット	Ledger, xNFT, Trust Wallet, etc…

上記データは2023/11/17の情報となります。

主な創立者

アナトリー・ヤコヴェンコ氏（Anatoly Yakovenko）

彼はイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校でコンピュータサイエンスを専攻し、2003年に卒業後、Qualcommでエンジニアリングのキャリアをスタートしました。

その後、Mesosphere（現D2iQ）およびDropboxでソフトウェアエンジニアとして分散システムの開発に注力しました。これらの経験から、「信頼性の高い時計がネットワーク同期を非常に容易にする」という教訓を得て、2017年にSolana Labsを設立しました。

支援者について

デリバティブ取引所であったFTXを率いていた元CEO、サム・バンクマン・フリード氏はSolanaを全面的に支援をしていました。2020年の夏には関連プロジェクト、SerumでSolanaを採用するなど、多くの支援により、SOLは2021年に急激な高騰を経験しました。

しかし、2022年11月にFTXが破綻し、バンクマン・フリード氏が辞任したことは、SOL価格に大きな打撃を与えました。

直近の注目ニュース

◇ソラナ、アマゾンAWSからノード運用可能に

（2023/10/31発表）

「Breakpoint 2023」での発表によると、ソラナのノード（ブロックチェーンネットワークの一部として機能するコンピューターのこと）を、大手クラウドサービスであるAmazon Web Services（AWS）を使って簡単に設定できるようになりました。これにより、ソラナを使ったアプリケーションやサービスを始めるのがずっと手軽になります。

（記事はこちら）

◇ソラナ「Fire Dancer」、ゲームチェンジャーと期待される理由とは？

（2023/11/01発表）

「Breakpoint 2023」で発表されたSolanaの新バリデータクライアント「Fire Dancer」と名付けられた新しいバリデータクライアントです。

Fire Dancerは、より効率的なプログラミング言語であるC言語を用いて作り直されており、現在テスト段階にあります。この新しいシステムは、1秒間に100万件の取引を処理できると言われています。これは非常に高速で、ソラナの処理能力を大きく向上させる可能性があります。

また、Fire Dancerは2024年の夏にはソラナのメインネット（本格的な運用環境）に導入される予定です。この新しいクライアントの導入により、ソラナの全体的な性能と安定性が大幅に向上することが期待されています。これは、ソラナを使う人々にとって大きな利点となるでしょう。

（記事はこちら）

◇トークン価格の推移について

2020年4月よりチャートがスタートしており、約1年後に、業界全体のバブル市場にてSOLの価格が急騰、数百円からおよそ29,300円まで一気に上昇しましたが、バブルの衰退と共に下落しています。

その後は浮き沈みをしながら、価格は下落傾向に陥り、現在は上昇気味で9000円に近づく勢いを見せています。