Synthetix(シンセティックス)
作成日:2023/12/18
リサーチリクエスト銘柄
Synthetixとは?
分散型合成資産プラットフォーム
合成資産とは、ブロックチェーン上で価値のある他の資産を模倣するデジタル資産のことで、実際の資産の価格動向を追跡するように設計されます。
Synthetixは、分散型金融(DeFi)のプロジェクトとして注目されており、Ethereumブロックチェーン上に構築された分散型資産発行プロトコルです。
このプロジェクトは、ユーザーが合成資産(シンセティック資産)を発行し取引することを可能にしています。これには暗号通貨だけでなく、法定通貨や商品なども含まれます。
HavvenからSynthetixへリブランド
HavvenのSynthetixへのリブランディングは、2018年11月30日に発表されました。この変更は、プロジェクトの目的の精緻化を象徴し、合成資産プラットフォームのローンチを目前に控えた決定でした。
元々Havvenは、単一のステーブルコインnUSDを提供していましたが、新たな多通貨リリースにより、単なるステーブルコイン以上のものを提供することが可能となりました。
リブランディングは、Synthetixが暗号資産によって担保された多様な合成資産をサポートすることをより明確に反映しています。これには、法定通貨、貴金属、指数、その他の暗号通貨に連動したドルの合成資産が含まれます。
Synthetixの由来については、システムの機能をより明確かつ記憶に残りやすい方法で表現したネーミングとなっているそうです。
トークン情報
プロジェクト名 | Synthetix |
分野 | DeFi |
開発状況 | トークン発行済み、サービスリリース済み(Later) |
トークンティッカー | SNX |
国内上場の有無 | 日本未上場 海外取引所(Binance, Coinbase, Kucoin etc…) |
価格 | ¥527.71 |
時価総額 | ¥158,702,907,760 |
時価総額ランキング | 53位 |
アドレス数 | 88,883 |
保有可能な主要ウォレット | Trust Wallet, matemask, Ledger etc… |
上記データは2023/12/18の情報となります。
トークンの特徴について
🔷 ステーキング
SNXをプロトコルに預ける(ステーキング)ことで、ネットワークの安全性を担保します。これにより、取引手数料などの形で報酬を得ることができます。簡単に言えば、SNXを預けることで利益を得る仕組みです。
🔷 ガバナンス
ステーキングされたSNXの量に応じて、ユーザーはSynthetixプロトコルの運営に参加し、重要な決定に投票できます。これは、ユーザーがプロジェクトの方向性に直接影響を与えることを意味します。
開発メンバーについて
Synthetixは、過去に、オーストラリア最大の暗号通貨支払いプラットフォームを構築した経験を持つKain Warwick氏によって2017年にHavven(プロジェクト名)として設立され、チームにはCTOのJustin Moses氏(MongoDBの元エンジニアリングディレクター)とシニアアーキテクトのClinton Ennis氏(JPMorgan Chaseの元アーキテクトリーダー)が含まれます。
この経験豊富なチームがSynthetixの開発を牽引しています。
直近の注目ニュース
◇ 新たなガバナンス提案により話題に
Synthetix (SNX)の価格が、インフレメカニズムの廃止を提案する新たなガバナンス提案により600日ぶりの高値を記録しました。この変更は、より持続可能な経済モデルへの移行を意図しています。
◇トークン価格の推移について
2018年3月より、SNXの価格は約50円からスタートし、2021年の仮想通貨バブルとともに急騰と急落を繰り返しながら、当時の高値で2,700円を突破しました。
その後は、バブル崩壊とともに下落傾向にあり調査時は、約528円となっています。
このプロジェクトの評価が気になる際は、下記にてリクエストが可能です!
※注意点※
当ページ中のいかなる内容も将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。最終的な投資決定はお客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。