XDC Network(エックス ディー シー ネットワーク)
作成日:2023/12/21
XDC Networkとは?
「世界中の多様な金融システムと簡単に連携できること」を目指した貿易&金融向けレイヤー1
XDCネットワークは、「企業向けの多機能レイヤー1ブロックチェーン」として特徴付けられます。イーサリアムとの互換性を持つことで、既存のイーサリアムベースのスマートコントラクトを活用し、効率的なデータ処理や資産管理を実現しています。
特に、貿易金融の分野に注力しており、資産や金融商品のデジタル化(トークン化)を通じて、世界各地の多様な金融システムとのシームレスな連携を実現することがこのネットワークの核心的な利点です。
トークン情報
プロジェクト名 | XDC Network(旧XinFin Network) |
分野 | レイヤー1 |
開発状況 | トークン発行済み、サービスリリース済み(Later) |
トークンティッカー | XDC |
国内上場の有無 | 日本取引所(SBI VCトレードのみ) 海外取引所(Kucoin, Bybit, Gate.io etc…) |
価格 | ¥6.88 |
時価総額 | ¥95,549,772,431 |
時価総額ランキング | 86位 |
アドレス数 | 924,987 |
保有可能な主要ウォレット | D’Cent wallets, Ellipal etc… |
上記データは2023/12/21の情報となります。
注目ポイント
◇ XDCネットワークによる貿易金融の革新
貿易金融は国際取引において重要な役割を果たし、取引の効率性、透明性、信頼性の確保が不可欠です。この文脈で、XDCネットワークは以下のように貢献します。
🔷 取引の簡素化とセキュリティの向上
XDCネットワークは、スマートコントラクトと資産のデジタル化(トークン化)を活用して、国際取引のプロセスを簡単かつ安全にします。
🔷 コスト削減
トークン化とスマートコントラクトにより、取引処理にかかるコストを大幅に削減できます。
🔷 高いスケーラビリティと速度
XDCネットワークは、高速で多数の取引を処理する能力(スケーラビリティ)を持っています。これは、大量の貿易取引を迅速かつ効率的に処理するために重要です。
このような機能は、輸出入業者が安全かつ効率的に取引を行うための支援となり、貿易金融の分野において重要な役割を果たします。
2023年 9月 SBIがTradeFinexと日本で合弁会社設立へ
SBIホールディングスは、アラブ首長国連邦のTradeFinexと合弁会社「SBI XDC Network APAC株式会社」(仮称)を日本で設立することに基本合意しました。資本金は3億円で、SBIが60%、TradeFinexが40%を出資します。この合弁会社は、XDC Networkを日本国内に広めることを目的としており、SBI VC tradeでは国内で唯一、XDCの取り扱いを行っています。
◇トークン価格の推移について
2018年4月より、XDCの価格は約0.03円からスタートし、2021年の仮想通貨全体のバブル市場で大きく値を上げ、20円に迫る勢いを見せました。その後は上下を繰り返しながら下落傾向にありましたが、2023年7月に急騰、約13円まで価格を戻すもすぐに下落傾向に陥り、現在は7円前後の価格をつけています。
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