ORDI(オーディナルズ)
作成日:2024/01/11
リサーチリクエスト銘柄
ORDIとは?
ビットコイン ネットワーク上、初のBRC-20トークン
ORDIとは、ビットコインのブロックチェーン上に構築された現在話題のBRC-20トークンの一つです。
ORDIはビットコイン ネットワーク上のミームコインであり、Ordinals プロトコルを使用して作成される最初のBRC-20トークンとなります。
総供給量は2100万トークンで、ビットコインの総供給量と同じとなり、ORDIは交換可能なトークンとして機能し、2024年1月現在ビットコインベースのNFTやその他のトークンの先駆者としての役割も果たしています。
トークン情報
プロジェクト名 | ORDI |
分野 | BRC-20 |
開発状況 | トークン発行済み、サービスリリース済み(Later) |
トークンティッカー | ORDI |
国内上場の有無 | 日本取引所(未上場) 海外取引所(Bybit, OKX, Kucoin etc…) |
価格 | ¥10,668.70 |
時価総額 | ¥223,997,555,839 |
時価総額ランキング | 53位 |
アドレス数 | —— |
保有可能な主要ウォレット | —— |
上記データは2024/01/11の情報となります。
技術的ポイント
◇ BRC-20とは
BRC-20トークンは、イーサリアムのERC-20トークン規格に触発され、ビットコインブロックチェーン上で実験的に開発された新しいトークン規格となります。
◇ Ordinalプロトコルとは
ソフトウェアエンジニアであるCasey Rodarmor氏によって開発されたビットコインのブロックチェーンに直接テキストや画像、音声、ビデオなどのデータを書き込むことができる新しい技術です。このプロトコルは、ビットコインの最小単位であるサトシに直接データを書き込むことを可能にします。
サトシはビットコイン(BTC)の小数点第8位に相当する単位の名称で、ビットコインの総発行量は最大で2,100万BTCと定められており、これをサトシに換算すると、全体で2.1京(2,100兆)以上のサトシが存在することになります。
◇ OrdinalプロトコルとORDIの関係性について
Rodarmor氏がOrdinalプロトコルを開発し、そのプロトコルを基にして@domodata(XアカウントIDの名称)は、BRC-20トークン規格を企画し、実装することでORDIトークンを作成しました。
注目ポイント
◇ マーケットでの反応
ORDIの登場により、ビットコインベースのトークンやコレクタブルに対する需要が高まりつつありますが、ビットコインのスケーラビリティに与える影響や、トークン化がビットコインの本質に合致しているかどうかについてコミュニティ内で賛否ある様々な意見が飛び交い議論されています。
◇ ミームコインという特性上の課題
11月上旬には、時価総額ランキング100位台でしたが2024年1月現在時価総額ランキング51位と数か月の間で急激に時価総額を伸ばしたコインとして注目を集めております。
ただし、マーケットでの反応での記載事項については考慮する必要がある点と、現在はビットコイン ネットワーク上の最初のBRC-20トークンとして非常に注目を集めていますが、ミームコインという特性上、長期的な信頼性に不安がある点、市場変動に大きく左右される点などの一定のリスクがあることは考慮すべきでしょう。
現在のところ、ORDIに関する具体的なロードマップや投資しているベンチャーキャピタルについての情報は見つかりませんでした。Binanceグローバルなどの有名な取引所に上場しているものの、ミームコインとして、HPやXアカウントなどは公開されておりません。
◇トークン価格の推移について
2023年5月より、ORDIの価格は約2600円前後からスタートし、すぐに急落、1300円程度まで価格を落としました。そのままジリジリと価格を下げ、400円台まで落ち込みましたが、2023年11月にBinance グローバルへの上場を機に急騰し、現在は1万円を超えています。
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※注意点※
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