Injective(インジェクティブ)
作成日:2024/01/11
Injectiveとは?
金融アプリ構築のためのレイヤー1ブロックチェーン
Injectiveとは、特に金融アプリケーションを構築するためのブロックチェーンプラットフォームです。
主な特徴としては、事前に構築されたモジュールがあり、開発者が高度なアプリケーションを作成するためのリソースを提供しています。このプラットフォームは、複数のブロックチェーンとの互換性のあるスマートコントラクトプラットフォームとして機能します。
トークン情報
プロジェクト名 | Injective |
分野 | Layer1 |
開発状況 | トークン発行済み、サービスリリース済み(Later) |
トークンティッカー | INJ |
国内上場の有無 | 日本取引所(未上場) 海外取引所(Binance, CoinBase, Kucoin, Bybit, Gate.io etc…) |
価格 | ¥5,476.94 |
時価総額 | ¥458,677,476,114 |
時価総額ランキング | 30位 |
アドレス数 | —— |
保有可能な主要ウォレット | Ledger, Trezor, Metamask etc… |
上記データは2024/01/14の情報となります。
技術的ポイント
◇ マージントレーディングにおける保険システム
高いボラティリティ期間中のマージントレーディングでは、取引で負けた側がマージンを使い果たし、勝った側に支払いができなくなる可能性がある。この場合、保険基金が不足分をカバーする。
◇相互運用性
このプラットフォームは本質的に相互運用可能で、多数の独立したブロックチェーンネットワークとシームレスに統合し、Inter-Blockchain Communicationを備えた機能を特徴としています。執筆現在、Injectiveは、Ethereum、Moonbeam、CosmosHub、SolanaやAvalancheなどのWormhole統合チェーンを含むネットワーク間でのクロスチェーン取引を促進します。
注目ポイント
◇ InjectiveがGoogle Cloud BigQuery と統合
(2023年10月発表)
InjectiveはGoogle Cloud BigQueryとの統合を発表し、Web3上の金融データ操作を変革する可能性があります。Injective Nexusプラットフォームは、この進化の中心で、Google CloudのAnalytics Hubを介してInjectiveメインチェーンデータへのアクセスを提供します。
Google Cloudと連携するプロジェクトは他にもありますが、Injectiveとのパートナーシップは、INJ価格の大幅な上昇をもたらすなど、市場に直接的な影響を与えました。
◇ 資金調達:大手ファンドから53億円調達
(2022年8月発表)
レイヤー1ブロックチェーンのInjectiveは、最近の調達ラウンドで約53億円(4,000万ドル)をトークン販売により調達したと発表しました。このラウンドは、仮想通貨VCのJump Cryptoが主導し、Brevan Howard傘下のBH Digital Multi-Strategy Fundも参加しました。
InjectiveはDeFiに特化した相互運用ブロックチェーンで、主な特徴にはオンチェーン・オーダーブックやガス代削減のインセンティブがあります。Injectiveのオンチェーン・トランザクションは約120億円に達しています。
◇トークン価格の推移について
2020年10月より、INJの価格は約110円程度からスタートし、ゆっくりとした上昇傾向が続き、2021年のバブル時期には、およそ2,400円まで高騰、その後、2023年1月頃から再度上昇傾向に転じ、Google Cloudとの統合発表があった10月に急騰、12月には最高値である6,097.80円越えを達成しました。
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※注意点※
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