Ethereum Name Service(イーサリアム ネーム サービス)
作成日:2024/01/12
Ethereum Name Serviceとは?
Ethereumブロックチェーン上の『インターネットドメイン名』ネーミングシステム
Ethereum Name Service (ENS) は、Ethereumブロックチェーン上で動作する分散型のネーミングシステムです。
具体的には、ENSは複雑な数字と文字から成るブロックチェーンアドレスを、簡単に覚えられる名前に変換します。
例えば、メタマスクなどのウォレットで使用される長くて複雑なアドレスを、”john.eth”のような簡単な名前に置き換えることができます。また、この逆の変換も可能です。
ENSはDNS(インターネットのドメインネームサービス)と同様の構造を持ち、ドットで区切られた階層的な名前(ドメイン)を使用しています。ドメインの所有者は、そのサブドメインを完全に管理できます。
トークン情報
プロジェクト名 | Ethereum Name Service |
分野 | Web3 |
開発状況 | トークン発行済み、サービスリリース済み(Later) |
トークンティッカー | ENS |
国内上場の有無 | 日本取引所(未上場) 海外取引所(Binance, OKX, Coinbase,Bybit etc…) |
価格 | ¥3,408.61 |
時価総額 | ¥104,603,239,170 |
時価総額ランキング | 96位 |
アドレス数 | 65,822 |
保有可能な主要ウォレット | Trust Wallet, Ledger, Trezor, Metamask etc… |
上記データは2024/01/14の情報となります。
注目ポイント
◇ 2018年にEthereum財団から独立、別の組織として派生
ENSは当初、Ethereum財団の一部でしたが、2018年に別の組織として派生しました。
そのリードデベロッパーのNick Johnson氏は、ニュージーランド出身のソフトウェアエンジニアで、以前はGoogleとEthereum財団で働いていました。ENS チームは9人で、その財政管理は次のメンバーで構成されており、7人のうち4名の承認によって管理資産を動かすことのできるマルチ署名ルートによって管理されています。
- Nick Johnson – ENS
- Sergey Nazarov – Chainlink
- Dan Finlay – Metamask
- Taylor Monahan – MyCrypto
- Aron Fischer – Colony
- Jason Carver – Ethereum財団
- Martin Swende – Ethereum財団
ENSには投資家はいませんが、Ethereum Foundation、Binance_X、Chainlink、Ethereum Classic Labs、Protocol Labsによって支援されています。
◇ イーサリアム創設者のButerin氏の発言
(2024年1月3日 SNSにて)
イーサリアム創設者のブテリン氏は、2024年1月3日にENS(Ethereum Name Service)をより手頃な価格でレイヤー2ネットワークを含め全ユーザーが利用できるようにする必要性をSNSで強調しました。同氏の個別銘柄に関する発言には業界でも多くの注目が集まる傾向があります。
◇トークン価格の推移について
2021年11月より、ENSの価格は4898円からスタートし、一時は4000円代まで下落するも、その後急騰、最高値8600円を記録しました。その後は急落続きで下落傾向に陥り、1000円前後まで価格を落としていきました。しかし、2024年に入り、1/3のブテリン氏のコメントから価格が再度急騰、3400円程度まで価格を戻し、200%以上の上昇率を記録しました。
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