MultiversX(マルチバース エックス)

作成日:2024/01/22







MultiversXとは?

高速ネットワークでエコシステムの拡大を目指すレイヤー1プロジェクト

MultiversXは、新しいアプリケーション、経済、メタバースの構築を可能にするために作られた、安全で高速処理能力を備え合わせたレイヤー1プロジェクトです。

その特徴として、Web3、DeFi、NFT、メタバースにまたがる影響力のあるエコシステムを備え、ユーザー、ビジネス、社会に革新的なアプリケーションを提供します。eGold(EGLD)トークンは、ステーキング、ガバナンス、トランザクション、スマートコントラクト、バリデーター報酬など、ネットワークの主要機能を動かすネイティブトークンです。

最大の特徴

MultiversXの最大の特徴の一つは、その高いスケーラビリティです。シャーディング技術を用いて、非常に高速なトランザクション処理能力を持ち、10万TPS(トランザクション・パー・セカンド)を超える拡張性を実現しています。この高いスケーラビリティは、ブロックチェーンネットワークの性能を大幅に向上させ、より多くのユーザーやアプリケーションにサービスを提供することを可能にしています。

Elrondからリブランド

Elrondは元々、レイヤーワンブロックチェーンとして知られていました。しかし、2022年11月にMultiversXへのリブランドを通じて、単なるブロックチェーンネットワークからWeb3、DeFi、NFT、メタバースを統合する多様なエコシステムへと進化しました。このリブランドは、技術的な基盤を拡張し、より広範なアプリケーションとサービスの提供を目指すものです。

トークン情報

プロジェクト名 MultiversX 
分野エコシステム
開発状況トークン発行済み、サービスリリース済み(Later)
トークンティッカーEGLD
国内上場の有無日本取引所(未上場)
海外取引所(OKX, KuCoin, HTX etc…)
価格¥7,713.34 → ¥7,690.16
時価総額¥204,227,871,378 → ¥203,939,623,232
時価総額ランキング52位 → 50位
アドレス数 2,588,789 → 2,685,723
保有可能な主要ウォレットMetamask, Trust wallet, Ledger etc…

上記データは2024/01/22 → 2024/02/01の情報となります。

注目ポイント

◇MultiversXのEGLDトークン、Google Cloudとの提携

(発表:2023年10月22日)

メタバースに特化したブロックチェーンMultiversXのネイティブトークンEGLDは、テックジャイアントAlphabetの子会社Googleのクラウド部門との提携を発表したことを受けて、ほぼ10%の価格上昇を記録しました。

この発表後、EGLDは20日の朝に24ドル未満から26ドル以上に急騰しました。その後、価格は24.59ドルで落ち着き、24時間で3.23%の上昇を遂げました。

◇クリプト専用ブラウザ「Opera」がMultiversXに対応

(発表:2023年5月19日)

クリプト専用ブラウザを提供するOperaが、レイヤー1プロジェクトMultiversX(旧Elrond)に対応したことを発表しました。Opera CryptoブラウザのウォレットがMultiversXに対応し、ユーザーはMultiversXのネイティブトークン$EGLDの購入や、MultiversX上のDappsを利用できるようになります。

昨年11月にメタバースへの進出を強化するためにリブランディングされたMultiversXは、xFabric、xPortal、xWorldsなど多くのサービスを展開中です。

トークン価格の推移について

EGLDは2020年9月から1400円程度でチャートをスタートさせました。しかし、その後は下落傾向に陥りましたが、2020年12月頃から上昇傾向に転じました。そして、2度の大きい上昇を経験し、2021年11月には上場時の40倍程度の上昇を見せ、最高値54,000円程度を記録しました。

その後は急落、下落傾向が落ち着いても、徐々に価格を下げていきました。しかし、最近は多少の上昇を見せ、現在は7600円程度の価格を記録しています。

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