THORChain(トールチェーン)

作成日:2024/04/1


THORChainとは?

複数のブロックチェーン間でネイティブアセットの決済を可能にする分散型クロスチェーンインフラ

THORChainは、ビットコイン、イーサリアム、BNBチェーン、アバランチェ、コスモスハブ、ドージコイン、ビットコインキャッシュ、ライトコインなど複数のブロックチェーン間でネイティブアセットの決済を可能にする分散型クロスチェーンインフラです。

その特徴の1つに、ネイティブアセットでのクロスチェーンスワップが可能である点にあります。ユーザーは、RUNEをトランザクション支払いに使用する必要がなく、自己保管の資金を常にコントロール下に保つことができます。

トークン情報

プロジェクト名 THORChain 
分野DEX、Cross-Chain
開発状況トークン発行済み、サービスリリース済み(Later)
トークンティッカーRUNE
国内上場の有無日本取引所(未上場)
海外取引所(Binance, Kucoin, Bybit, HTX etc…)
価格¥1,305.61
時価総額¥437,732,206,603
時価総額ランキング47位
アドレス数 102,449
保有可能な主要ウォレットTrust Wallet, Ledger etc…

上記データは2024/04/1の情報となります。

THORChainの仕組み

THORChainはCosmos SDKを使用して構築されており、異なるブロックチェーン間でデータやトークンを安全に送受信する技術(IBC)を介してCosmos Networkに接続され、流動性と採用を高めています。THORSwapはAMMとして機能し、匿名ノードを利用してネットワークを保護しています。

主要コンテンツ一覧


・THORChain (RUNE) DEX
・非カストディアルウォレット機能
・連続流動性プール (CLP)
・クロスチェーンブリッジ:Bifröstプロトコル

トークンの使用用途(ユーティリティ)

🔷通貨としての機能
RUNEは、異なる資産間の取引に使用される通貨です。


🔷流動性プールへの追加
THORSwapの流動性プールに、RUNEと別の資産を同じ価値で追加します。流動性を提供することで得られる報酬は、自動的に複利化されます。


🔷ノードオペレーターとしての担保
ノードオペレーターとして、システムの安全性を高めるためにRUNEを担保にします。ノードオペレーターとして活動することで、流動性プールに追加する場合とは異なる報酬率でRUNEを得ることが可能です。


🔷ガバナンス
投票権はステーキングされた RUNE トークンから得られ、ネットワークに分散型ガバナンスを提供します。

注目ポイント

◇ THORCHAINが取引量の大きなマイルストーンを達成

(2024 年 3 月 28 日:投稿)

本プロジェクトは、月間取引量が初めて100億ドルを超えるという大きなマイルストーンを達成したことがニュースとなっています。THORChainは、ブロックチェーン間のスワップを容易にすることで、分散型金融(DeFi)セクターで顕著な成長を遂げています。

しかし、この新たな成果は、プロトコルの安全性に関する疑問を持つビットコイン愛好者(Bitcoin maxis)の間で議論の対象となっています。ビットコイン投資家のFred Krueger氏は、プラットフォームを支持するコメントをしましたが、多くのコミュニティメンバーは安全性の確保に懐疑的です。特に、THORChainの無清算貸付モデルや、2021年に経験したセキュリティ問題が懸念されているようです。

トークン価格の推移について

RUNEは2019年7月から1.8円前後でチャートをスタートさせました。上場直後は大きく上昇することはありませんでしたが、2020年5月から上昇傾向に転じ、2021年には急騰、2000円を超え、最高値を更新しました。その後長期間下落傾向にありましたが、2023年10月より再度上昇し、3月中旬には1500円前後を記録しています。

このプロジェクトの評価が気になる際は、下記にてリクエストが可能です!

プロジェクトリサーチリクエスト

※注意点※
当ページ中のいかなる内容も将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。最終的な投資決定はお客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


公式リンク

ソーシャルメディア