Kaspa（カスパ）
作成日：2023/12/08
更新日：2024/3/5
リサーチリクエスト銘柄
Kaspaとは？
PoWとDAGの組み合わせで高速で取引を処理を目指すレイヤー１プロジェクト
従来のPoW形式のコンセンサスアルゴリズムを採用したプロジェクトですが、通常のPoWブロックチェーンと異なり、GHOSTDAGプロトコルという技術を採用しています。
PoWとDAGを組み合わせることで、各ブロックは依然としてPoWによって個別に生成されますが、DAG構造を通じてこれらのブロックが効率的にネットワークに統合されています。
そのため、従来のPoWベースのブロックチェーンよりも高い処理速度を実現することができる仕組みとなります。
トークン情報
| プロジェクト名 | Kaspa |
| 分野 | レイヤー1 |
| 開発状況 | トークン発行済み、サービスリリース済み(Later) |
| トークンティッカー | KAS |
| 国内上場の有無 | 日本未上場 海外取引所(Kucoin, Bybit, Gate.io etc…) |
| 価格 | ¥18.31→¥24.2 |
| 時価総額 | ¥399,713,948,059→¥546,441,429,462 |
| 時価総額ランキング | 26位→36位 |
| アドレス数 | 297,502→315,207 |
| 保有可能な主要ウォレット | —– |
上記データは2023/12/8から2024/3/5までの推移に関する情報となります。
主なトークンの使用用途
主に手数料と、マイナー報酬(取引を承認する作業の対価)として使用されます。
<New> 資金調達と特徴的なトークン配布方法
DAGLabsは、仮想通貨業界で高い知名度を誇るVC、PolyChainからの支援を受け、『フェアローンチ』方式を採用したコミュニティプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトでは、プライベートセールを通じた資金調達を行わず、全ての参加者が平等にトークンを配布される機会を有します。フェアローンチは、開発チームや早期投資家が特別な価格でトークンを購入することなく、すべての人に公平なスタートを保証する透明かつコミュニティ主導の方法として特徴づけられます。これにより、プロジェクトの開始から参加者全員が平等な条件で参加でき、コミュニティの健全な成長を促進します。
<New> 2024年の開発ロードマップについて
2024年1月29日、Kaspaは新しいテストネットワーク「Rusty Kaspa」を開始したと発表しました。このアップデートでは、より多くの取引を速く処理できるようにする改善が施されており、スマートコントラクト（自動で契約内容を実行する技術）が使えるようになりました。また、「DAG KNIGHTプロトコル」という新技術を導入することで、1秒間に100回の取引処理ができる世界で初めてのシステムを作ることを目標としています。Kaspaはこれらの技術を使って、使いやすく高速度のネットワークを作り、人々が日常的に使えるデジタル通貨と多目的プラットフォームを目指しています。これは、ブロックチェーン技術の新しい未来を築くための一歩です。
◇トークン価格の推移について
2022年6月より、KASの価格は約0.024円からスタートし、少しずつ価格を上げ0.1円、1円と10倍、100倍と上場価格に比べ高騰しました。さらに、昨年11月の初めに急騰、約一ヶ月の間で+300％という驚異的な成長を見せ、直近では、昨年11月の最高値21.71を超え24.2円まで高騰しております。
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