Fetch.ai（フェッチエーアイ）

IoT

作成日：2024/03/13

Fetch.aiとは？

公式サイト

AIとデータ共有の未来を創造する『Fetch.ai』

Fetch.aiは、AI経済を支えるために開発されたプラットフォームです。AIサービスの構築、展開、そして収益化を可能にするツールを提供します。

Fetch.aiの目標は、データへのアクセスを分散化することで、既存のデータ独占の力を弱め、データを意味的、地理的、経済的特徴によって分類する自律エージェントを最適化することにより、誰もが情報を自由に共有や交換できる世界を実現することです。

このプラットフォームは、数十億のIoTデバイスが自動化された安全な方法でシームレスに通信できるよう支援することを目指しています。Fetch.aiは、分散型機械学習の力を活用して、デジタル経済の新たな地平を開くことを目的としています。

トークン情報

プロジェクト名	Fetch.ai
分野	AI, IoT
開発状況	トークン発行済み、サービスリリース済み(Later)
トークンティッカー	FET
国内上場の有無	日本取引所(未上場) 海外取引所(Binance、Coinbase Exchange、KuCoin、Bybit、etc…)
価格	¥414.84
時価総額	¥347,935,131,235
時価総額ランキング	52位
アドレス数	68,461
保有可能な主要ウォレット	Trust Wallet、MetaMask、Binance Chain Wallet、etc.

上記データは2024/03/18の情報となります。

主な特徴と機能

AIサービスの構築と展開
Fetch.aiは、開発者がAIサービスを簡単に構築し、展開するための包括的なツールを提供します。
既存のシステムへの接続
既存のAPIを保持しながら、様々な既存のシステムをAIに対応させる能力を持っています。
新しいサービスの創出
複数の統合を通じて新しいサービスを作り出し、ユーザーが単一のプロンプトでこれらにアクセスできるようにします。

Fetch.aiは、情報を共有や交換するために、自分で判断して行動するAIプログラム「自律エージェント」を活用する技術を持っています。これらのエージェントは、分散されたネットワーク上で動く機械学習の仕組みを利用して、さまざまな業界や場面で役立つサービスを自動的に提供します。例えば、エネルギーの供給と需要を最適化したり、オンラインマーケットでの商品取引をスムーズに行ったりすることができます。このようにして、サービスを提供する側と利用する側の両方が、より良い結果を得られるようになります。

注目ポイント

◇ 3/6 1億ドル投資でAI経済基盤強化へ「Fetch Compute」プログラム発表

Fetch.AIが直近行った1億ドルのインフラ投資を受け、Fetch Computeの立ち上げを発表。Fetch.AIのエコシステム内でのイノベーションを促進する目的としてNvidiaの高性能GPU（H200、H100、A100モデル）を活用し、強力なコンピューティング能力を提供します。

資金はFetch Ecosystem Fundから提供され、GPU不足への積極的な対応と開発者支援を行います。FETトークン保有者向けに新しい報酬システムを導入、Fetch Computeクレジットを蓄積し、GPU使用料を相殺可能。分散型AIプロジェクトに従事するクリエイターに実質的な計算リソースとツールを提供します。

◇トークン価格の推移について

2019年3月よりFetch.aiのチャートは約35円でスタートし、2021年11月に100円を超えるも下落。その後は大きな動きはみられなかったものの、2024年2月に入り急騰。現在は約415円付近を上下に推移しています。