Movement(ムーブメント)

作成日:2024/09/02








Movementとは?

Moveベースのモジュラーブロックチェーン『Movement』

Movementは、Move言語を使ってブロックチェーンの開発をサポートするための強力なフレームワークを提供しています。

これにより、開発者は安全で効率的なスマートコントラクトやアプリケーションを簡単に作り上げることができます。モジュール式の設計なので、プロジェクトのニーズに合わせたカスタマイズが可能です。

トークン情報

MovementプロジェクトのMOVEトークンについては、2024年9月10日現在、国内外ともに上場されていません。

注目ポイント

◇Binance Labsによる支援

参照元:CryptoRank

2024年5月2日、Binance LabsがMovementに投資を行ったことを発表しました。Binance Labsの支援により、Movementはさらなる技術開発とエコシステムの拡大を目指します。また、それ以前の2024年4月25日と2023年9月13日にも合計4,140万ドルの資金調達に成功しており、これらにより、Movementの発展における重要な一歩が踏み出されました。

◇ Movementの主要製品『M1とM2』

M1とM2は、Movement Labsが提供するMove言語ベースのブロックチェーンの中核です。

M1は、許可不要のLayer 1ブロックチェーンで、Move Virtual Machine(MoveVM)を使用し、高速でセキュアなトランザクション処理を実現します。開発者向けのテスト環境として提供され、EVM(Ethereum Virtual Machine)互換性も備えています。

一方、M2はLayer 2ブロックチェーンで、Celestiaのロールアップ技術を利用し、Ethereum上で動作します。並列実行による高効率な処理と、Move言語を用いたスマートコントラクトの展開が可能です。

2024年1月16日に発表されたParthenonロードマップ

2024年1月16日に発表されたParthenonロードマップの主要なマイルストーンについて

フェーズ1:M1 Alpha Validatorの開始
フェーズ2:M1 Genesis Validatorの開始
フェーズ3:M1報酬付きTestnet開始、Parallelized Move-EVM&Modular Testnetキャンペーンの開始
フェーズ4:Move Stackを導入、分散型シーケンサーをサポート、Moveベースのロールアップの開発
フェーズ5:Sui Moveとの統合、RPC Sui経由でSuiコントラクトをデプロイ
フェーズ6:M2テストネットの展開 、M1を分散型シーケンサーとして活用

2024年第4四半期にメインネットのリリースを予定しているとのこと。

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