Cardano(カルダノ)
作成日:2024年11月18日
Cardanoとは?
誰もが参加できる分散型の社会へ『Cardano』
Cardanoは、分散型アプリケーション(dApps)やスマートコントラクトをサポートするレイヤー1ブロックチェーンプラットフォームです。
学術的な研究とピアレビューを基に設計されており、Haskellという安全性に優れたプログラミング言語を用いることで高いセキュリティを実現しています。
Cardanoは、スケーラビリティ向上のためサイドチェーンや高度なガバナンス機能を採用し、ADA保有者による民主的な運営と自己資金調達の仕組みを備えています。これにより、効率的で持続可能なブロックチェーンエコシステムを提供しています。
トークン情報
プロジェクト名 | Cardano |
分野 | Layer1 |
開発状況 | トークン発行済み、サービスリリース済み |
トークンティッカー | ADA |
国内上場の有無 | 日本取引所(Bitbank, GMOコイン, Bitpoint, Bit Trade, SBI VCトレード, etc.) 海外取引所(Binance, Coinbase Exchange, Bybit, OKX, Bitget, etc…) |
価格 | ¥151.63 |
時価総額 | ¥5,402,903662,631 |
時価総額ランキング | 9位 |
アドレス数 | 584,493 |
保有可能な主要ウォレット | MetaMask, OKX Wallet, Ledger, etc. |
上記データは2024/11/26の情報となります。
注目ポイント
◆ 今までの開発フェーズ概要解説
カルダノ(Cardano)は、5つの開発段階を経て進化してきました。各段階の概要は以下のとおりです。
・バイロン(Byron) – 基礎の構築
2017年にCardanoの初期段階としてローンチされ、ADAトークンと公式ウォレット「Daedalus」が登場しました。ADAの名称はエイダ・ラブレスに由来します。ユーザーはADAの送受信や保管が可能になり、プロジェクトの基盤が構築されました。
・シェリー(Shelley) – 非中央集権化の推進
2020年に分散化を実現した段階で、ネットワーク運用がコミュニティ主導に移行しました。ステーキング機能が導入され、ユーザーは報酬を得ながらエコシステムを支える仕組みが整備され、ネットワークの信頼性が向上しました。
・ゴーゲン(Goguen) – スマートコントラクトの導入
2021年、スマートコントラクト機能が実装され、「Plutus」や「Marlowe」が提供されました。これにより、DeFiやNFTなどの新しいユースケースが生まれ、ネイティブトークンの発行も可能となり、エコシステムがさらに拡大しました。
・バショー(Basho) – スケーラビリティの向上
現在進行中の段階で、サイドチェーンやシャーディング技術により処理能力が大幅に向上しました。これにより、高負荷状態でもネットワークの効率性と安定性が維持され、新しい技術のテスト環境も整備されています。
・ヴォルテール(Voltaire) – 自立したガバナンス
投票システムと財務システムを導入し、ユーザーがネットワークの改良提案や資金分配を主導可能にします。最終的にIOHKの管理から独立し、完全な分散型ネットワークの実現を目指しています。この段階で真の分散化が完成します。
◆ 直近のアップデートについて
2024年9月、CardanoネットワークはChangハードフォークを実施しました。これにより、ステークプールオペレーター(SPO)のリーダーログやブロック伝播の仕組みが変更され、ネットワークの効率性とセキュリティが向上しました。SPOの役割も進化し、ガバナンスへの関与が強化されています。
◆ CEOのHoskinson氏、ワシントンD.C.に暗号資産政策オフィスを設立
Cardanoの創設者であるCharles Hoskinson氏は、アメリカ・ワシントンD.C.に暗号資産政策オフィスを設立しました。このオフィスは、暗号資産やブロックチェーン技術に関連する政策形成を支援するため、議員や業界リーダーとの連携を目指します。Hoskinson氏は、規制が業界の成長と技術革新を促進する方向性で整備されることの重要性を強調。政策と技術の橋渡し役として、このオフィスが業界全体にとって利益となる対話を促進する場となることを期待しています。Cardanoとしては具体的な施策の発表はありませんが、今回の取り組みは、Cardanoのグローバルな影響力を高めると同時に、暗号資産業界の信頼性向上にも寄与する可能性があるのではと期待されています。
◆ トークン価格の推移
2017年10月に約2.77円でスタートしたADAトークンは、上場後に急騰するもすぐに戻し、しばらく横ばいが続いていましたが、2021年2月に入り急上昇。その後に下落はあるものの、再度急騰し、2021年9月4日には約325.46円という最高値をマークします。その後は何度か大きな下落を繰り返し、2024年11月18日現在は約¥117円前後を推移しています。
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※注意点※
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