Morpho(モルフォ)

作成日:2024年12月20日








Morphoとは?

既存プロトコルに新たな可能性を提供する『Morpho』

Morphoは、既存の分散型金融(DeFi)レンディングプラットフォーム(例:AaveやCompound)の仕組みをさらに効率化するためのプロジェクトです。

通常、これらのプラットフォームでは資金を貸し借りする際、全員の資金を一つのプールに集め、そこから金利を決定します。一方、Morphoは「ピア・ツー・ピア(P2P)」と呼ばれる仕組みを採用し、貸し手と借り手を個別に直接マッチングします。

この仕組みにより、利用者はより有利な金利条件を得られる可能性が高まり、従来のプール型モデルよりも効率的な取引が実現します。

トークン情報

プロジェクト名 Morpho
分野DeFi, Lending Protocol
開発状況トークン発行済み、サービスリリース済み(Later)
トークンティッカーMORPHO
国内上場の有無日本取引所(未上場)
海外取引所(Bitget, Bybit, KuCoin, OKX, etc…)
価格¥387.06
時価総額¥59,807,502,421
時価総額ランキング176位
アドレス数 5,443
保有可能な主要ウォレットMetaMask, Trust Wallet, Ledger, etc.

上記データは2024/12/20の情報となります。

注目ポイント

既存DeFiへの付加価値提供

MorphoはAaveやCompoundといった既存の主要DeFiレンディングプロトコルの上に「P2Pレイヤー」を提供することで、ユーザーは慣れ親しんだプラットフォーム上で、より優れた金利条件を得ることが可能です。つまり、既存プロトコルの強み(高い流動性・セキュリティ)に対し、Morphoは「最適化エンジン」のような役割を果たします。これにより、既存のDeFiユーザーは新たなリスクを大幅に増やすことなく、金利収益性を改善する機会を得られます。

投資しているベンチャーキャピタル

資金調達は2021年より複数回行っており、合計で6935万ドルほど調達を達成しております。

主要VCとしては業界内でも知名度の高い、a16zを始めとして、Coinbase Ventures, PanteraCapital, Fenbushi Capital, IOSG Venturesなどが名を連ねています。

◆ Baseネットワーク上で稼働する点について

Ethereumに加え、Baseネットワークでも稼働している点については好材料となります。BaseはCoinbaseが手掛けるEthereum上のレイヤー2ネットワークであり、2025年にはブロックチェーン業界を米国が牽引する見通しの中、米国企業としてその成長が期待されています。また、Morphoは、Base上で稼働する主要Lending Protocolとして位置づけられており、今後の市場環境では注目されやすい立ち位置を取っています。

トークン価格の推移

2024年11月に約197.58円でスタートしたMORPHOトークンは、上場後に大きく上昇するも下落。その後、同年12月に入り再度大きな上昇を見せ、2024年12月14日には約482.43円という最高値をマークします。現在は約¥370円前後を推移しています。(2024年12月20日執筆現在)

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※注意点※
当ページ中のいかなる内容も将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。最終的な投資決定はお客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


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