Story（ストーリー）
作成日：2025年3月10日
Storyとは？
クリエイターが主役のIPプラットフォーム『Story』
Storyとは、知的財産（IP）のトークン化と管理に特化したEVM互換の独自ブロックチェーン(レイヤー１プロジェクト)となります。
画像や音楽、文章などの作品をデジタル資産（トークン）としてブロックチェーン上に登録し、権利関係や利用履歴を透明かつ自動的に管理できます。利用条件を設定し、権利者への収益配分を自動化できるため、創作者は安心して作品を公開でき、AIを含むユーザーも権利を守りながら自由に作品を共有・活用することが可能になります。
トークン情報
| プロジェクト名 | Story |
| 分野 | Layer1 |
| 開発状況 | トークン発行済み、サービスリリース済み |
| トークンティッカー | IP |
| 国内上場の有無 | 日本取引所(未上場) 海外取引所(Bybit, Coinbase Exchange, OKX, Bitget, MEXC, etc…) |
| 価格 | ￥770.37 |
| 時価総額 | ¥192,536,040,594 |
| 時価総額ランキング | 59位 |
| アドレス数 | 684,286 |
| 保有可能な主要ウォレット | MetaMask, Bitget Wallet, etc. |
上記データは2025/3/10の情報となります。
◆トークンの使用用途
IP資産の登録：
クリエイターはIPトークンを用いて自分の作品（画像や音楽など）をブロックチェーン上に知的財産（IP）として登録できます。
ライセンス設定と管理：
クリエイターはブロックチェーン上で知的財産（IP）の利用条件（例：「商用収益の50%を支払う」など）を設定でき、その条件はスマートコントラクトで自動的に管理・執行されます。
収益化（ロイヤリティ獲得）：
他のユーザーが登録済みの知的財産（IP）を利用して収益を上げた場合、設定された条件に従いクリエイターにロイヤリティ（IPトークンによる報酬）が自動配分されます。
クリエイターの作品を活用（リミックスなど）：
ユーザーは、イラスト、音楽、文章、映像、ゲームコンテンツなどを創作するクリエイターが登録したIPを、ライセンス条件に従って利用・二次創作できます。ブロックチェーン上で元の創作者へのクレジット付与や報酬支払いが自動的に行われるため、公正なIP活用が可能になります。
アクセス権の購入：
ユーザーはIPトークンを使ってIP資産のライセンスやアクセス権を購入でき、これにより定められた条件のもとコンテンツを正当に利用できます。
トランザクション手数料（ガス）：
Storyネットワーク上のすべての取引ではIPトークンがガス（手数料）として要求され、ネットワーク上での操作実行時に支払われます。
ステーキング：
StoryはPoS（Proof of Stake）方式を採用しており、バリデーター（検証者）はネットワークの安全維持のためIPトークンをステーキング（ロック）します。
ガバナンス：
IPトークン保有者はネットワークのガバナンス（投票）に参加でき、プロトコルのアップデートや方針決定に対して影響力を行使できます。
事業モデル
Storyは、イラスト・音楽・文章・映像などの知的財産（IP）を登録・管理・収益化できるブロックチェーンプラットフォームです。クリエイターは自身の作品をStory上に登録し、利用条件を設定することで、他のユーザーやAIによる正規の活用が可能になります。ユーザー（利用者）はライセンスに従いIPを利用・購入でき、取引の透明性が確保されます。Story（プラットフォーム）の収益モデルは、IP取引やライセンス販売時の手数料、トランザクション手数料（ガス代）、ネットワーク運営のためのステーキングなどが含まれます。関わるプレイヤーには、IPを提供するクリエイター、IPを利用するユーザー、取引を検証するバリデーターがおり、それぞれがトークンを活用しながら経済圏を支える仕組みとなっています。
注目ポイント
◆エンタメ業界の著名人が続々支援
Storyは、Andreessen Horowitz（a16z）やSamsung Nextなど、世界有数のベンチャーキャピタルや大企業から総額1億4,000万ドルを超える資金調達を達成しています。また、エンタメ業界からも高い注目を集めており、映画『バットマン ビギンズ』の脚本家デビッド・S・ゴイヤー氏やBTSの生みの親であるHYBE創業者パン・シヒョク氏、パリス・ヒルトン氏のメディア企業11:11 Mediaなど、幅広い分野の著名人や企業が支援しています。
◆ ジャスティン・ビーバー氏の楽曲をトークン化
Storyでは、有名音楽IPをブロックチェーン上でトークン化する実証実験が行われています。関連プロジェクトのAria Protocolは、世界的な人気曲であるジャスティン・ビーバー氏の『Peaches』の著作権を取得し、ブロックチェーンを活用したIP権利の分割販売を実施しました。この販売は開始からわずか9分で約70万ドル（約1億円）の資金調達に成功し、音楽著作権の民主化という新しい可能性を示す象徴的な事例として大きな話題となりました。
◆ 相場分析（AI調べ）
IP/USDTは2025年2月13日に上場し、現在の価格は5.22ドル付近です。5.30ドルあたりに強い壁があり、ここを超えれば5.50～6.00ドルまで上がる可能性があります。一方で、5.00ドル付近は買い支えが強く、ここを下回ると4.80～4.50ドルまで下がるかもしれません。
最近の値動きを見ると、短期的には上がりやすい状況ですが、5.30ドルの壁を突破できるかが重要です。また、急激な上昇により買われすぎのサインが出ており、一時的に下がる可能性もあります。取引量が増えていることから、市場の関心も高まっています。
今後の戦略としては、5.00ドル付近まで下がったところを狙って買うか、5.30ドルをしっかり超えてから買うのが良いでしょう。ただし、5.00ドルを下回るとさらに下がる可能性があるため、慎重に見極める必要があります。（2025年3月10日執筆現在）
※AIによる本銘柄のみを対象としたテクニカル分析となります。投資は全て自己責任でお願いします。
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※注意点※
当ページ中のいかなる内容も将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。最終的な投資決定はお客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
