Off the Grid(オフ・ザ・グリッド)
更新日:2022/10/4
Off the Gridとは
Web3ゲーム企業Gunzilla (https://gunzillagames.com) は、2022年5月にNFTをゲーム要素として取り入れたバトルロイヤルゲーム「Off The Grid」を開発中であることを発表しました。
2020年に設立されたGunzillaは、3つの大都市で次世代マルチプレイヤーシューターIPに取り組んでいるAAAタイトル(莫大な開発費を投じて作られたゲーム)開発企業です。
Gunzillaの初タイトル「Off The Grid」は、サイバーパンクスタイルのバトルロイヤルサードパーソン・シューティングゲームで、ストーリー進行とプレイヤーの自由度を強く強調することで、このジャンルの進化を目指しています。
2023年リリース予定で、対応機種は、PC、PS5、Xbox Series Xの予定です。
プレイヤーは、武器やスキンなどのゲーム内アイテムを含むデータキューブ(NFT)を、ゲーム内セッションで戦利品として抽出し、収集することができます。収集したNFTは、外部または統合されたマーケットプレイスを通じて取引・保管することができます。バトルパス所有者は、報酬としてゲーム内トークン『GUN』(Avalancheチェーン)を獲得することができます。
ゲーム内NFTは、プレイヤーコミュニティに直接販売されることはなく、取引は完全に任意であると説明されています。取引に興味がない人は、この機能を完全にスキップして、何の制限もなく無料でゲーム全体を楽しむことができるようになります。
注目ポイント
Off the Gridの開発企業Gunzillaは、2022年8月に最新のシリーズ1投資ラウンドで総額4,600万ドルを調達したことを発表しています。本ラウンドは4回目となり、過去のラウンドも合わせて計7,000万ドル調達されたことになりました。
Republic Capitalが主導した本ラウンドには、ヘッジファンドのJump Crypto, 大手Web3ゲーム企業Animoca, 取引所のKuCoin LabsやHuobi Venturesなどと、業界で評判の高い企業が多々参加しました。また、エンジェル投資家・アドバイザーとして、ライブストリーミングサイトTwitchの共同創業者であるJustin Kan氏も参加しています。
調達された資金は、本プロジェクトの他、Gunzillaエコシステムの基盤となる「GunZ」というゲーム内アイテムトレーディングプラットフォームの開発に使用されるそうです。
Gunzillaの強力なチームには、Ubisoft、Electronic Arts(EA)、THQなど、業界をリードするさまざまなスタジオやパブリッシャーで過去在籍していたメンバーが所属しています。
オスカーにノミネートされた脚本家、監督、プロデューサーのニール・ブロムカンプ氏は、Gunzillaのチーフ・ビジョナリー・オフィサーに就任しています。さらに、Netflixの番組として賞を獲得した『Altered Carbon』シリーズの著者であるリチャード・K・モーガン氏など、業界のベテランを起用しています。
Gunzillaの最高技術責任者であるTimur Davidenko氏は、テクニカルディレクターとして『CryEngine』の開発を主導し、『Far Cry』、『Warface』、『Crysis』などのゲームタイトルに携わりました。アートディレクターのJussi Keteli氏は、代表的な『Gears of War』シリーズ、『Star Citizen』、『Hunt: Showdown』に携わっています。
Gunzillaチームは、資金調達を終えて、採用にも力を入れているようです。2022年10月現在、53の求人が公式サイトにあります。開発企業が、弱気市場で資金調達を成功させ、積極的にチームを拡大しているところから、初タイトル『Off The Grid』は非常に期待できるものとなっています。
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※注意点※
当ページ中のいかなる内容も将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。最終的な投資決定はお客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。