dYdX(ディ・ワイ・ディ・エックス)
更新日:2023/4/20
dYdXとは?
完全に分散化した取引所(DEX)を目指すプロジェクト「dYdX」
dYdX はブロックチェーンを活用し、透明性が高く安全かつ強力な金融商品を提供するというミッションを掲げた分散型取引所(DEX)となります。
専門家によって安全性が検証されたスマート コントラクトで実行されるため、取引所を含めた第三者の信頼を推し量る必要がなくDEXを利用することができます。
dYdXは2021年にゼロ知識証明技術を開発しているイスラエル企業であるStarkWare社と協力し、取引の規模を拡大するためのオリジナルのレイヤー2(L2)プロトコルを開発しました。
このプロトコルにより、ユーザー(取引者)はガス代ゼロ、低い取引手数料、低い最小取引金額で取引ができるようになりました。
分散型取引所「dYdX」とは
2023年4月現在、暗号通貨(仮想通貨)における分散型取引所の中で、一番取引量が多いという実績を持つサービスとなります。
創設者であるAntonio Juliano氏は、Uberの元開発者でコインベースのソフトウェアエンジニアとなり、2017年より本事業を開始させ、2019年4月にサービス開始しております。本社は、サンフランシスコにあります。(dYdX 財団は、スイスのツークで設立されてます)
コチラのDEXについて使用したい場合は、下記動画をご確認下さい。
仮想通貨のニュースやチャート分析の配信で有名な『フジマナ』さんによる使い方講座(およそ10分)
タイトル:【注目DEX】分散型取引所『dYdX』の使い方(登録 入金 取引 ステーキングなど)
開発状況について
2022年6月に『dYdX v4』 を発表し、Cosmos SDK に基づく独立したブロックチェーンとして開発を進める予定とのことです。v4は、完全に分散化されたオフチェーンのオーダーブック(「買い注文」と「売り注文」の価格と数量を表にまとめたもの)とマッチング エンジン(買い注文と売り注文をマッチングさせるシステム)を備えています。そのため、取引所としてブロックチェーンがサポートできるよりも桁違いの高い処理能力を可能にすべく開発を進めます。
注目のポイント
◇ 潤沢な資金力
2021年までに4度の資金調達を行っており、110億円ほどの調達を行っています。a16zや、Paradigmを始めとして43社の投資家が出資を行ってます。
潤沢な資金のあるプロジェクトはその分、長い期間開発やマーケティングを行うことができ、BTCを中心に業界の浮き沈みが多いこの業界において、事業を評価する上で非常に重要なポイントになります。
◇ 2023年ロードマップについて
dYdXの使命は、世界をリードする暗号資産取引サービスを提供することです。そのために、完全分散型であるv4の開発を進めています。dYdX v4への移行が完了した後、現在のdYdXは最終的に停止予定となるそうです。
- 3月末にプライベートのテストネットを公開
- 7月末にパブリックのテストネットを公開
- 9月末にパブリックのメインネットを公開
このプロジェクトの評価が気になる際は、下記にてリクエストが可能です!
※注意点※
当ページ中のいかなる内容も将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。最終的な投資決定はお客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。