Stride (ストライド)
更新日:2023/5/2
こちらはリサーチリクエストを頂いたプロジェクトになります!
Stride とは?
Strideは、Cosmosエコシステム上でのリキッドステーキングプロバイダー(事業者)として2022年よりサービスがリリースされました。
ユーザーは、このサービスを利用しCosmosのATOMをステーキングし、stATOMを1対1の割合で発行することが可能になります。
プロジェクトの特徴として、非常にシンプルなUI/UXを提供することにより直感的でシンプルな操作を売りにしています。
リキッドステーキングとは
プルーフオブステーク(PoS)を採用するブロックチェーンにおいてステーキングを行う際に、ロックしたトークンと「1:1」の割合で価値が担保されているトークンを発行することで、ロックされた資産に疑似的な流動性を与えることができるようになるサービスとなります。
また、DeFiLlama(分析サイト)で確認したところ、プロジェクトのDeFiサービスにどの程度資金が集まっているか(正確にはそのサービスのスマートコントラクトにどの程度資金がロックされているか)を示すTVLは、$29.6m(およそ40億円)の資産がロックされております。
注目のポイント
◇ 資金調達について
2022年6月にシードラウンドの資金調達を行っており、Everstake、PanteraCapital,などのVC計13社より670万ドル(およそ9億円)ほどの調達を行っています。
◇ 2023ロードマップについて
- セキュリティのアップデート
- ガバナンスのアップデート
- ユーザー体験(UI/UX)のアップデート
- データの透明性のアップデート
などのアップデートを予定しています。
引用元:https://stride.zone/blog/strides-2023-roadmap
ロードマップについては、特に、セキュリティについて注目してみてみると良いでしょう。Strideの stTokens は、Cosmos全体で DeFi アプリケーションにますます統合(利用)されてる見込みとなるため、高いセキュリティを保つことが非常に重要なポイントとなります。
◇ リキッドステーキングに関するリスクについて
リキッドステーキングに関するリスクについてステーキングによる運用にレバレッジを賭けるのと同じような性質をもつことには、投資上のリスクがあることに注意が必要です。
+α 事業としてのリスクについて
中長期的な目線では、StrideはCosmosエコシステム全体を支えるサービスを目指していますので、Cosmos自身が、現在競争が激化するEthereumを始めとする他のレイヤー1&2などのブロックチェーンのインフラを支える分野について、より多くの開発者に認められ、利用される必要があることも重要なポイントなので、Cosmos自身の価値についても注目していくと良いでしょう。
このプロジェクトの評価が気になる際は、下記にてリクエストが可能です!
※注意点※
当ページ中のいかなる内容も将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。最終的な投資決定はお客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。