Sei(セイ)
作成日:2023/6/1
更新日:2023/8/17
Seiとは?
Seiは、ビットコインやイーサリアムといった既存のブロックチェーン技術を大きく上回るスピードと柔軟性を持つ、新たなL1ブロックチェーンです。
業界で最速のトランザクション速度(0.002秒)と20,000のオーダー毎秒を誇ります。これにより、膨大なデータの管理を可能にしています。さらに、セキュリティを最優先に考え、世界最大の機関によってその安全性が保証されています。
Seiは、Cosmos SDK(ブロックチェーンを構築するためのツールキット)をベースに開発されたPoS型ブロックチェーンです。
プロジェクト名 | Sei |
分野 | レイヤー1 |
開発状況 | サービスリリース済み (Later) |
トークンティッカー | SEI |
国内上場の有無 | 海外取引所のみ(Binance グローバル版, Coinbase etc…) |
価格 | ¥30.63 |
時価総額 | ¥55,382,547,501 / 前月比 -なし / 8/15上場 |
時価総額ランキング | 89位 |
アドレス数 | — 集計方法検討中 — |
保有可能な主要ウォレット | Keplr etc… |
上記データは2023/8/17の情報となります。
チームと資金調達
Seiネットワークは、ジェフリー・フェン氏とジャイエンドラ・ジョグ氏によって設立されました。チームには、Airbnbやゴールドマン・サックスなどの企業での経験を持つ、経験豊富なメンバーが含まれています。
また2023年4月11日に、開発会社であるSei Labsが、2回の資金調達ラウンドで3000万ドルを調達したと発表されました。投資家には、業界でも実績を残すMulticoin (マルチコイン)など7社以上が含まれます。さらに、Seiは、dApps(Seiのシステムを利用したアプリケーション)の開発を促進するために1億2000万ドルのファンドを発表しました。このファンドは、Seiのシステムを多くの企業に採用してもらい、色々なアプリの開発費に充ててもらうための試みです。
注目のポイント
[NEW] 2023年8/15現在 メインネット公開
2023年8/15に、Seiは新興レイヤー1ブロックチェーンとして、メインネットのパブリックベータ版をローンチし、ネイティブトークン「SEI」をリリースしております。「SEI」トークンはリリースされたのち、大手暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンス(Binance)とコインベース(Coinbase)への上場が発表されています。
◇考えられた不正防止策
暗号資産の業界では「フロントランニング」という不正が問題視されています。簡単に説明すると、業者がお客さんの取引情報を不正に入手して、お客さんよりも先に業者が安い値段で購入し、お客さんに高く販売することです。
それを防ぐためにも、受けた注文を順番に処理するのではなく、一定数の注文を同時に処理します。そのため、業者がお客さんよりも先に取引することができない仕組みとなっています。そのため公正公平な取引を実現します。
◇既に360万を超えるウォレット
Sei Blockchainのサービス開始は6月末頃の予定であり、現在は120以上のプロジェクトがリリースに先立ってSeiのシステムを採用しています。これらのプロジェクトはマーケットプレイスからゲーム、ウォレットまでさまざまです。また、最新の公開テストは1ヶ月未満前にリリースされ、Seiは執筆時にすでに4000万以上の取引を処理し、360万以上のユーザーがウォレットを作成しています。
◇ トークン価格の推移
2023年8/15 バイナンス等に上場しており、下記画像は、2日間の推移となります。トークン価格については、流動性が生まれたタイミングで30.37円、上場日の24時間の取引量は、およそ44億円ほどのボリュームしたが、価格は同様の推移ですが、24時間の取引量は、およそ2,380億円と増えており、時価総額ランキングも86位となっております。
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