Algorand(アルゴランド)

更新日:2023/7/18


Algorandとは?

暗号学と量子コンピュータ耐性の分野で世界的リーダーが手掛けるレイヤー1プロジェクト

Algorandは、MIT(マサチューセッツ工科大学)教授で、『コンピュータ科学のノーベル賞』とも称されるチューリング賞を受賞したSilvio Micali氏によって設計されたレイヤー1ブロックチェーンプロジェクトです。

CEOのSilvio Micali氏とは

Micali氏は、暗号学と量子耐性の分野で世界的リーダーとされています。暗号学は、ブロックチェーンやデジタル通貨の根幹をなす分野です。また、量子耐性とは、量子コンピュータによる攻撃に耐えうる暗号技術のことを指します。

これは現代の暗号化技術が量子コンピュータによって脆弱になる可能性があるため、非常に重要な研究領域となっています。Micali氏がこれらの分野で世界的リーダーとされることは、彼が最新の技術トレンドと問題解決について深い理解と洞察を持っていることを示しています。

Algorandの特徴

独自のコンセンサス・プロトコル「Pure Proof of Stake(PPoS)」
分散型ネットワークにおける完全な参加、保護、および速度を提供しています。性能として下記のように高性能になります。
・10,000 TPS(毎秒トランザクション処理数)
・手数料0.001 Algo = わずか0.02円程度
・ブロック生成時間平均3.3秒

最もグリーンなブロックチェーンを目指す
カーボン・ニュートラルを超えるカーボン・ネガティブを宣言し、ブロックチェーンを維持するためのエネルギー効率をビットコインの数百万分の一にすべく活動しています。

量子コンピュータ耐性について
2023年7月現在、量子コンピュータ耐性を持つ唯一のパブリック・ブロックチェーンとなります。将来的に、量子コンピュータが暗号を解読してしまうのではないかという脅威がある中、Algorandは量子コンピュータ耐性のある暗号技術「Falcon」を導入。これは、投資先としてAlgorandの魅力を大きく高める1つのポイントとなります。

トークン情報

トークン:ALGO
現在の価格:16.51
保有者数:31,605,290 アドレス
時価総額:約1,275億円
24時間取引高:約179億円
時価総額ランキング:46位
国内取引所への上場:未上場 (海外取引所のみ)
※2023年7月18日現在

トークン(ALGO)の使用用途について

「ALGO」は、Algorand ブロックチェーンのネイティブトークンで、その多機能性から暗号通貨の中でも非常に多目的に使用できるものとして認知されています。

ALGOの使用用途は以下の通りです:

 〇 トランザクション(取引)の手数料の支払い

 〇 商品、サービス、またはブロックチェーン上のアイテム(NFTなど)の購入

 〇 DeFi(分散型金融)に投資する際の手段

 〇 ガバナンス(統治)への参加と、その報酬を得るため

 〇 参加ノード間の合意形成(コンセンサス)を確保(ステーキング)するため

これらの用途を通じて、Algoはブロックチェーン技術の一部としての役割を果たし、またユーザーにとっては投資や取引、ガバナンスへの参加などの手段となります。

投資家から見た注目ポイント

◇Algorandのネットワーク上で運用される資産規模

ブロックチェーン分析サイト「DeFiLama」によると、現在Algorandは約63.77億円の資産を管理しており、この数値は、数多くのネットワークがある中で第31位となります。Algorandのネットワーク上には、現在20ものDappsが稼働しております。

※DeFiLamaは、各プロジェクトの「ネットワーク上で管理(ロック)されているユーザーの資産 / TVL」などの重要指標を提供し、投資家の意思決定に欠かせない情報源となっています。

◇ トークン価格の推移

2019年よりトークンが発行され、約330円($2.40)の価格でスタートしました。数か月後には、価格が約21円まで下落しています。これは、トークン全体の投資家への分配割合が、関係者や初期VC等に有利だったため、ICOからの参加者が売り圧を危惧し、売却圧力が増加し、結果的にトークン価格が下落してしまったと当時考察されていました。

そして、2023年7月現在、ALGOの価格は約16.7円となり、中長期目線では価格の下落が続いており、今後のプロジェクトの動向に注目です。

参照元:CMC

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当ページ中のいかなる内容も将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。最終的な投資決定はお客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。


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